81回目のマカロン ラピッドマカロンで、最もおいしいマカロンを作る方法を考えました。
こんにちわ。
あすらんのパパです。
今日は、久しぶりにラピッドマカロンでマカロンを焼きました!
今回は、ブルーベリーのマカロンです!
ちなみにラピッドマカロンというのは、これです。↓
でも、ラピッドマカロンってマカロンミックスでしょ?
簡単に作れるけど、美味しくないでしょ?
って、思っている人は多いと思います。
んが、しかし、
今回のマカロンは、会社の同僚や妻に食べてもらいましたが、
「まずい!」といった人は1人もいませんでした。
むしろ、今回のマカロンが一番美味しかったと言われました。(笑)
内心は、
と、
自分的には、割と手抜きで作ったつもりでしたが、
食べた人は、めちゃ美味しかったようなので、
今回のマカロンを、どのように作ったのか、
中学生の方でも出来ると思いますので、分かりやすく解説していきたいと思います!
この作り方は、誰にでもできて、超簡単だけど、
ラピッドマカロンを使って、最も簡単においしいマカロンができるのでオススメかと思います。
ってことで、
今回も手作りマカロン失敗考察粉糖レポート
では、さっそく行ってみましょう~!
で、今回はね、ラピッドマカロンの裏側の説明書通りに
キッチンエイドを使ってマカロンを作りました。(←正直、これがやりたかったw
スタンドミキサーは、ほとんどの読者様は持っていないと思いますが、
ハンドミキサーでも、メレンゲ作りに少しだけ時間がかかりますが
もちろん出来ますので、是非チャレンジしてみてください。
ラピッドマカロンの材料
見てよこれ!↑これ!
ラピッドマカロンにキッチンエイド使ってるでしょう?(しかもうちと同じ白いキッチンエイドw)
え?
マカロナージュはビーターを使えって?
今回、レシピの分量は、説明書の2倍の分量です。
(マカロン初心者の方はこの半分の量で作ってみてはいかがでしょうか?)
- ラピッドマカロン粉 200g
- 水 130g
- アーモンドプードル 200g
- 粉糖(シュガーパウダー) 200g
- ウィルトンのアイシングカラー バイオレット 少々
今回はブルーベリーのマカロンにしよう!と思って、
ウィルトンのバイオレット(紫)を使いました。
(市販の粉の食紅を使う場合は、青と赤を混ぜるけど、1:1ではないのでご注意ください!)
今回、ラピッドマカロン1キログラムを買ったので
ここからはラビットマカロンをひたすら作ろうと思います (笑)
と言うわけで、
今回はラピットマカロン200グラムを消費してやりました!!(まだ800gもあるw
マカロン約60個マカロンコック120個レベルです
ラピッドマカロンでブルーベリーのマカロンを作る方法 バタークリーム 工程 レシピ
戦闘開始時間夜22時半スタート(子供らが寝た後がパパの時間ですw)
1人でやってると、洗い物とか、お片付けとか含めてなんだかんだ4時間くらいかかったわ・・・。
①ラピッドマカロン 材料準備 プレセッティング
ブルーベリーにした理由は、アジサイが綺麗に咲いて綺麗だったからという理由です。(笑)
絞り袋は、金口(丸口金 #11)を付けて、先に用意しておきましょう。
ダイソー(100均)の絞り袋等でOK
先端を切って約1cmくらいの丸形にすればOK
初心者がマカロンを作る為に必要な道具類はダイソー(100円ショップ)で手に入れよう記事はこちら
②ラピッドマカロンでマカロンコックを作る 作り方 レシピ 工程
まずは、粉類とアーモンドプードルを測る
- アーモンドプードル 200g
- 粉糖(シュガーパウダー)200g
ザルで振るう。
- キッチンエイドにマクロミックス200グラムを入れる
- 水は65グラムの2倍の130グラムを入れました
- メレンゲ作りが圧倒的にめちゃクソ早い
- メレンゲ作りで失敗しにくい
- キメ細かい良質なメレンゲが作れる
- 時間が早いので、卵白の乾燥を防ぐ
ハンドミキサーだと、いつもメレンゲにとても時間がかかるので、正直、寝てしまいそうになるw
夜な夜なコソコソマカロン作ってるから
ハンドミキサー光速で10分~15分くらいメレンゲ回してると、音がうるさくて響くので
その点、キッチンエイドは、すぐにメレンゲ作業が終わるので、超絶に最高です。
あっというまに良質なメレンゲができます。
おすすめなキッチンエイドのスタンドミキサーはこちら
今回は、ウィルトンのアイシングカラーのバイオレットを入れたった!
どこに入れようか迷うけど、 この辺に擦り付けてみる。
キッチンエイドで角がピンと立つまで、しっかりと泡立ててメレンゲをつくります。
キッチンエイドのスタンドミキサーだと、
約3分半くらいで、メレンゲが8部立てになります!
ハンドミキサーだと、この分量だと、10分~15分くらいかな? 割と大変です(笑)
スタンドミキサーを持っていない場合は、頑張ってハンドミキサーで混ぜましょう!
振るった粉類(アーモンドプードルと粉糖)を入れる。
今回は、ラピッドマカロンの説明書通りに、
キッチンエイドのビーターでマカロナージュしましたが、まぁ普通でした。(笑)
ビーターでテキトーにまぜまぜ
これ、ビーターを使う必要があるのか謎
しっかり混ぜるって書いてあるけど、どれくらいなのか良く分かりませんが、キッチンエイドは中速か低速で、混ぜ続ける
説明書では、メレンゲの泡が潰れるまで、しっかり混ぜ合わせる。
途中、ボウルやビーターに付着した生地をゴムベラでよくかき落とし、
均一に混ざるようにする。(ビーター:中速又は低速)
とのこと。
結局ゴムベラ使うし。
ラピッドマカロンは、粘度が強く、
マカロナージュ不足な感じがするけど、これ以上粘度が下がらないのよね・・・。
まぁ、とりあえず絞り袋にセットして
そこから生地を絞るのですが、ここで絞ってしまうと
ラピッドマカロンは、生地の乾燥時間が無いので、オーブンを先に予熱開始します。
オーブンを160度予熱スタートし、それから
天板に生地を絞っていきます。
(量が少ない人は、メレンゲ作る前にオーブンを予熱開始しておきましょう。)
- コンベクションガスオーブン 約4分
- 電気オーブン 約10分
- オーブントースター 約10分
そして、案の定、天板に絞ると、ラピッドマカロンの生地は少し角が残ってしまいます。
今日は天板をクッキングシートやオーブンシートシリコンシートなどに変えてみて、
板の厚さも1枚か2枚かによって変えてみました。
結論から言うと、
結果的にはどれも、あまり変わりませんでしたが
体感的にはクッキングシートが1番オススメかなと思います。
ラピッドマカロンの生地は、ビーター中速でマカロナージュしても、
ハンドミキサーで混ぜても粘度が強く、このように どうしても角が残ることが多いと思います。
マカロンリスをきれいに出したいのだけど、何回やっても上手く出ませんね~
もっとしっかり混ぜないとダメなのかな?
それとも、
もう少し水の分量を足して調整する必要があるかもしれませんが、失敗する可能性もあるので、それはリスク高いなぁ~と思ったり。
ここは、今後の課題ですね。
で、この角を消して、ツルっとした表面にしたいので
爪楊枝でツンツンしてなるべく消します。
やり過ぎると、すぐにどんどん乾燥が進んでしまい、
ひび割れの原因になるので、早さは注意が必要です。
③ラピッドマカロン 焼成 ガスオーブン 電気オーブン オーブントースター
- 160度予熱 生地は乾燥時間ほとんど無し!
- 160度スタート → ピエが出たら(5~6分後)140度または130度に
- 15分まで焼く
天板は2枚重ねが好ましいと思う。
持っていない場合は、厚紙か、ダンボールなどにアルミテープを巻いて自作しても良いかも
クッキングシートは、
マスキングテープで裏側を固定しておくと、ひらひらしない
または、生地を少し塗って、張り付かせるとか
電気オーブン 焼成工程
電気オーブンは160度予熱160度スタートで
途中で140→130度に落とし、トータル15分です。
若干 表面が焼けたな~
アイシングカラーが少ないと焼け感が分かりやすく、
濃いめの色だと焼け感が分かりにくくなります。
ま、パッケージに入れてしまえば、気にしないかもしれないけど。
インスタ映えにはソコ重要かもしれませんねw
コンベクション ガスオーブン 焼成工程
ガスオーブンの温度は、これも
160度予熱160度スタート ソフトモード
ピエが出たら135度で15分
左右の端は、焼け色が付きやすいので、出来るだけ中央に寄せてみた。
電気オーブンと大して変わらないクオリティ・・・
繰り返し洗えるオーブンシートはコンベクションの風でひらひらと舞うので
1個マカロンコックがダメになってしまいました。
ピラピラ防止の為に、端っこの裏側に生地を塗るの忘れてた。
オーブントースター 焼成工程 (失敗した・・・)
オーブントースターは初歩的なミスで
天板を間違えてしまい失敗してうまく焼けませんでした!
今回、オーブントースターは完全にしくじった!(笑)
天板のサイズを間違えてて、オーブントースターに天板が入らず、
焦って入れようとしたら、クシャってしまった・・・( ノД`)シクシク…
s
うわわわわわわ。
やっちまった・・・
食べたったけどね(笑)
④ブルーベリーのフィリングを作るゾ ブルーベリーのゼリーとコンフィチュール
- 冷凍のブルーベリー 200g×2袋
- グラニュー糖
- レモン100%果汁20~30g お好みの酸味
- 粉ゼラチン(ゼライス等) 又は、板ゼラチン
- (白ワイン)←なんとなく入れてみたけど無ければ無し
冷凍のブルーべリー2袋入れたら、さすがに多すぎた(笑)
1袋でも良かったなーと思う。
3種の神器 ブラウンのハンディブレンダーは最高ですw
これで、ミキシングして、ブルーベリーを潰します。
そしてグラニュー糖と、レモン果汁を足して、甘みと酸味を調整します。
うーん、もうちょい酸味が欲しいw
ブルーベリーのコンフィチュールに
なんとなく家に余ってた白ワインも入れて足してみたけど、
うーん。このワイン飲み易すぎるw (※お酒は二十歳になってから)
ワイン飲みながら
30分くらい弱火で煮焦がさないように煮詰めますw
このうちのざっくり150gくらいをバタークリームに入れる為に分けておき、
残りの約250~300gにゼラチン粉を入れて混ぜ、冷して固めました。
今日は、皆様おなじみのコレ入れたった。
- ゼライスは80℃の液体で溶けます
冷蔵庫または冷凍庫で冷やして待つ
⑤コンフィチュールを混ぜて、ブルーベリーのバタークリームを作るゾ
- 作ったブルーベリーソース150g
- バター140g
- パンにぬるホイップクリーム90g
- 卵黄2個
- グラニュー糖80g
- 水15g
ゼラチンで固めず、残した150gのブルーベリーのコンフィチュールで、
ブルーベリー味のバタークリームを作りましょう。
まずは、
- 卵2個で卵黄2個用意する。(卵白は使いません→次回のマカロン用に冷凍保存)
- バタークリームのバターは140グラム(←うちにあったのが140gだったから。)
- パンに塗るホイップクリームは約90グラム(←テキトーw)
いつもパンに塗って食べてるこれ↑
- バニラ感もある(バニラオイル不要)
- 甘さを調整できる(甘さ控えめ)
- コスパが良い
- 常温で保形性が良い
- メレンゲ要らず
マカロン初心者にとって、最高で万能のマカロンクリーム用チート素材です。
あすらんパパは、個人的に高く評価しますw
コレ系のクリームは大型スーパーなら種類が色々あると思います。
今日は、簡単にコクを足したいので、
卵黄2個に、グラニュー糖80g水15gを118度まで加熱して、
シロップをゆっくり入れて、泡立てたものをバターに混ぜます。
117度に達したら火を止める
卵黄は最初に少しグラニュー糖を入れて、混ぜておく。
シロップをゆっくり注ぎながら混ぜる
白っぽくなるまでしっかり混ぜる。
常温のバター140gにホイップクリーム90gと卵黄ベースを入れて混ぜ合わせる
基本の簡単バタークリームの完成!
ここにフレーバーのブルーベリーソース150gを入れて混ぜる
出来上がりネー♪
ちょ!おまッ
まだ食べるんじゃない!
絞り袋に詰めましょう。
絞り口は少し小さめでOK
⑥マカロンコックにクリームをサンドするゾ
大きさが合うものを2個ずつそろえましょう。
パズルですw
裏面は底上がりせず良い感じネ
若干、空洞化はありますが、真ん中を少し凹ませて、
空洞を減らし、クリームを多く詰めましょう。
真ん中をちょい押す。
空洞化が減る
クリームが多く乗る
真ん中にブルーベリーのゼリーをナイフとつまようじでツンツンしながら入れたった。
いつも、クリーム入れ過ぎちゃう。
トゥンカロンかw
トゥンカロンでもいいかもね。
金口を大きいものして、1発ドバァ~と入れて、
小さい絞り口で中央にコンフィチュール注入して入れてもいいね。
81回目のマカロン ラピッドマカロンで、最もおいしいマカロンを作る方法 失敗と反省と考察とまとめ
ってことで、失敗点と考察~
ラピッドマカロンが「美味しくない!まずい!」と思う最大の理由と対策方法
プロのパティシエさんからみたら、ラピッドマカロンは美味しくないと思うかもしれません。
その最大の理由は、味というより、食感だと思います。
- 食べた時の食感が、ネチっとしてて固い!
まぁこれだろうなぁ、と思います。
ラピッドマカロンで作ったとしても、
マカロンコックの味は、アーモンドプードルの味に左右されるのと、
フィリングの味、酸味の影響が大きいので、
ラピッドマカロンが美味しくないと感じる原因は、
すぐに食べたやろ?
ってところだと思います。
まぁ~、待て待て待てw
そりゃぁすぐに食べたら
硬くて、ネチっとしてて美味しくないと思う。
すぐ食べるとネチっとしてて硬いけど??? いつ頃が食べごろなの? すぐ食べれるの?
というわけで
ラピッドマカロンがおいしくない理由は
表皮が硬く食べた時の食感が、ねちっとしてて、硬い!って思うところだと思います。
この理由は粘度調整剤が入っているので、
作った直後は、ネチっとするようなマカロンに仕上がります。(´;ω;`)
そのためすぐに食べた人は、
これをかたくておいしくないマカロンだ!と思い込んでしまいますが
初心者が作ったラピッドマカロンの
美味しく食べれる時期は、大体1日後~3日後くらいだと思います。
- マカロンコックが柔らかめだった場合は1日後
- マカロンコックが固めに焼きあがった場合は3日後くらい
3日後以降は、マカロンコックが柔らかくなり、ネチっとした触感が下がり、食べやすくなると思います。
そのためバレンタインデーやホワイトデーに合わせてマカロンを作りたい場合は、
そのバレンタインデーの1~3日くらい前に作るのがベストだと思いますが、
渡す日程と食べごろ期が合わない場合は、食べるのを1~3日ほど待ってもらいましょう。
ラピッドマカロンは作ったすぐでは食べると硬く、
パリッとしている感じであまり美味しくないですが
これもオーブンの温度や焼き時間を変えることによって変わってくると思います。
今回は、160度予熱160度スタート
ピエが出たら130度から140度に落としトータル15分で、焼きましたが
これだと焼き加減は良いのですが
すぐに食べると固いと感じます
焼き時間を少なくすれば、マカロンコックは柔らかくなり、食べごろ時期は早まりますが、生焼けでオーブンシートから剥がれず、失敗するリスクもあります。
そのため、もしバレンタインデーや誕生日ケーキなどに合わせてマカロンを作りたいのであれば
その3日前に作るのか、前日に作るのかによって
オーブンの温度や焼き時間を固めに焼くのか、浅めに焼くのか、考えて食べごろ期を変えるのが良いと思います。
何度かトライして
焼き加減を調整してみるのが良いと思いますが、
とはいえ、初めて作る初心者はそんなの分からないと思うので、少し固めに焼いた場合は、食べるのを3日ほど遅らせましょう。
焼き加減が浅かったら、食べごろ期は早いです。
焼き加減が浅く、オーブンシートから剥がれない場合は、冷凍庫に5分〜10分くらい入れると剥がれやすくなります。
または、冷凍保存もできるので、作って冷凍してタイミングを見計らうのも良いかと思います。
冷凍保存する場合は、結露に注意しましょう。
ラピッドマカロンで美味しくマカロンを作る方法は
このネチっとした食感を、いかにそう思わせないかが重要かと思います。
またラピッドマカロンでおいしいマカロンを作る方法はマカロンコックも大事ですが、
中身のクリームに力を入れて甘さ控えめに作ると
簡単だけどとてもおいしいマカロンができます。
中身のクリームに市販の激甘の板チョコを入れるのではなく、
今回作ったような甘さ控えめのバタークリームを入れることで、とても優しい味のマカロンに仕上がります。
今回作ったバタークリームは初心者でも簡単に作れる用のバタークリームですが、
本来のバタークリームであるクレーム・オ・ブールを使ったバタークリームの作り方もありますので、こちらを参照ください。
今回のマカロンの失敗と反省
- 今回は、オーブントースターの天板サイズを間違えて、くちゃくちゃになっちゃったこと
- 繰り返し洗えるオーブンシートがコンベクションの風でぴらぴら舞ってマカロンコックが変形したこと
- ラピッドマカロンのマカロナージュ不足
- 焼け色が付いたこと
- 焼き加減が少し焼き過ぎた
- クリーム入れ過ぎw
天板は間違えないようにしますw
ラピッドマカロンのマカロナージュは、もうちょっと角が消えるように何とかしたいですね~
焼け色は、オーブン温度と時間の調整、アイシングカラーなどを見直そう。
クリームはたくさん入れてはみ出しちゃいました。反省はしている。でも後悔はしていない。
最後に ラピッドマカロンでマカロンを作る方法 まとめ!
- ラピッドマカロンでも美味しいマカロンは作れッゾ!
- ラピッドマカロンは別にまずくない
- ラピッドマカロンでも美味しいマカロンは十分作れる
- ラピッドマカロンは最も成功率が高い
- ラピッドマカロンは手間がかからない
- ラピッドマカロンは作る時間が早い
- ラピッドマカロンは最も失敗が少ない
- ラピッドマカロンはマーブルも可能
まずいと言っている人は、食べるのが早すぎると思う・・・。
それは、ラピッドマカロンでなくても同じですけどね。